木場弘子氏のブログより、月曜恒例、2月18日の中日&東京新聞夕刊、「紙つぶて」を
引用させていただきました!
木場弘子氏のアナウンスに対する思いが綴られています。^^
想像しやすい光景なので、楽しんでコラムを読む事が出来ました(^o^)
『アナウンス』
名古屋からの仕事帰りに新幹線で眠っていた。
すると、男性の声で車内アナウンスが流れた。
「間もなく富士山です。普段のこの時期なら見えるはずですが、
今日は雲が厚いため全景が見えません。次回ご旅行の際、ぜひご覧ください。」
慌てて窓から探してみたが、やはり富士山の姿はなかった。
最近始めたサービスなのかアドリブなのか分からないが、
わざわざ起こされた上に「今日のあなたはアンラッキー」と言われたような気になる。
そして、次回は是非、と勧められても、天気の保障もない。
せっかくのサービスにケチをつけてはいけないが、
タイミングとは実に難しいものである。
このケースは、臨機応変に富士山が見える日だけにしてはどうか。
全景が拝めれば、「よくぞ教えてくれた。気が利いているな」となるだろう。
外国人観光客のために英語のアナウンスもつけてはどうか。
彼らが最も楽しみにしている一つであるが、
のぞみではそのタイミングを計るのは難しいだろう。
機内アナウンスで感心したこともある。
機長のアドリブだったが、「現在の飛行高度は3万5千フィート、
ええ、ちょうど、富士山3個分となりますでしょうか」。
なるほど、分かりやすくてタイムリー。
高所恐怖症の私には実感が湧き過ぎて困ったが。
このように一歩外に出ると、参考になる事例で溢れている。
私自身、アナウンスの内容とタイミングについて日々勉強中である。
(木場弘子=キャスター、千葉大学教育学部特命教授)
明日、2月23日(木)の朝日新聞朝刊生活面に『夫婦のコミュニケーションについて』
木場弘子氏のインタビュー記事が掲載されますので、見逃しのないようにくれぐれもご注意を~!
2012年2月22日水曜日
2012年2月16日木曜日
木場弘子氏のコミュニケーションに関するコラム
木場弘子さんのコラムです。
前回は木場弘子さんによる話し方講座のコラムをのせたので、引き続きコミュニケーションについての講座です。
私もこのコラムを読んで、コミュニケーションに対する考え方が少し変わりました。
皆さんにも是非、木場弘子さんの↓のコラムを読んでもらいたいと思います。
Vol.2 『コミュニケーションの基本は信頼関係』
今から18年前、TBSで最初の女性スポーツキャスターとなった。その頃の失敗や苦労を挙げたら、枚挙に暇がない。先日、原辰徳さんとお仕事をする機会があり、その際、原さんが「あの頃は野球界も封建的で、『どうして球場に女がいるんだ?』って言う空気があったから、大変だったよね。」と振り返って下さり、有難かった。
各局見渡しても、当時、女性はほとんどいなかった。先輩がいないわけだから、手探りで仕事を覚えていくしかない。「貴女なんかに野球のこと話しても分からないでしょ」と面と向かって言われ、質問にまともに答えてもらえないこともしばしばだった。コミュニケーションが成立しない世界に足を踏み入れてしまったという恐怖心でいっぱいだった。
とにかく、毎日球場に言って練習を眺めた。どこに立っていたら、邪魔にならないのか、いつ話しかければ、答えてもらえるのかわからない。飛んできた球に当たって、足にはあざができた。そんな場所に立っていた私が悪い。バッティングのゲージに向かうベテランに話しかけ、「邪魔だ」と怒鳴られた。審判のように目立たないようにと心に決め、スカートははかない。服はベージュ、やグレーで質素に。ヒールでグラウンドを傷つけないよう、靴はスニーカーで。そんな日々の中である時、気づいた。私たちが選手を見ているようで、実は選手も私たちを観察しているということを。
開幕前、解説者が順位予想をする。下位に予想をされた監督や選手が解説者に腹を立てることがある。それは順位が低いことではなく、その解説者がキャンプ、オープン戦を見に来たかどうかだ。自分たちの練習を見もしないで、どうして戦力分析ができるのか、ということだ。シーズン中、インタビューがある時だけしか球場に来ないキャスターがいる。確かに相手が有名だからと、話をする選手もいるだろう。しかし、そんなに甘いものではない。
取材者がどんな姿勢で臨んでいるかを良く見ている。たとえ無名の新人アナであっても、放送がない日も足繁く球場に通って、じっと自分の練習を見守っている。ある日、「ちょっとグリップの位置、変えましたか?」と彼に尋ねられる。「こいつ、よく見てるな。俺のこと、よく分かってくれてるな。」と選手は思う。ここからやっと、コミュニケーションが始まる。
誰しも自分のことを分かってくれている、知ろうとしてくれる人には心を開くものだ。
その間に信頼関係がなければ、自分のことを話そうとは思わないもの だ。
だから、人と会う前に私はでき得る限り勉強をする。インターネットがなかった時代は、会社の資料室に行って、スクラップ記事を見たり、その人の書いた本を読んだり。あまり、拝見したことがない方だったら、出演されたビデオを借りる。トークショーなどでは呼吸が大切になってくるので、その人のしゃべりのテンポを掴むためだ。どれだけ勉強しても、し尽くすことはない。すれば、それなりに不安は一掃される。
昨年不惑を迎えたが、まだまだ、発展途上の私に、今年のキャンプ、落合監督へのインタビューの仕事が入った。30分1本勝負だ。落合さんといえば、3度の三冠王、昨年は監督就任初年の優勝。野球の神様と言ってもいい。そして、マスコミのインタビューに応じない理由が皆さんご存知の通り、「もっと、勉強してくれないと、答えられないよ・・・・」 この上ない難関。
直接、お話するのは初めてだった。テレビ局からは当日の沖縄入りを指示されたが、どうしてもキャンプスタートの時間にはぐラウンドにいたかったので、前日入りして備えた。監督の著書も読んだ。そんな中で沸いてきた一番の興味は選手時代の「一匹狼落合」は、実は指導者としてはとてもコミュニケーション能力が高いのではないかということだった。この切り口で押していくことに決めた。
視聴者が興味を持つ一般の会社の上司と部下の関係に置き換えて、昨年の優勝、今年の展望を語ってもらった。インタビュー終了後、「いい酒飲めよ~」と有難い一言。一安心だった。
上手く行くことばかりではない。しかし、相手に信頼してもらえるよう、日頃から地道な努力の積み重ね、その上にコミュニケーションが成り立つ。一般の方のお仕事に当てはめてみても言えることだと思う。明日会う人がどんな人なんだろう?一度会ったことがある職場の先輩に聞いてみよう。「お酒は飲まない。阪神ファン。お嬢さんは学校に入学したばかり」そんな些細な情報でも会話のきっかけには役に立つ。
名刺交換をした人の特徴やその日の会話を名刺に書いておく。それだけでも次回、会うときに役に立つ。貴重な時間を割いてもらった後は必ず、お礼の電話やメールを入れる。そういったことの積み重ねの上に相手も心開いてくれるはずだ。
私も反対に、取材を受ける立場になることがあるが、取材者に自叙伝を読んで来たと言われれば、自ずと嬉しくなり、その勉強熱心さに応えようとはりきって話す。
木場弘子さんによるコミュニケーションについてはいかがでしたか?仕事上での大切な事が沢山書かれているので、いい勉強になりましたと思います。
前回は木場弘子さんによる話し方講座のコラムをのせたので、引き続きコミュニケーションについての講座です。
私もこのコラムを読んで、コミュニケーションに対する考え方が少し変わりました。
皆さんにも是非、木場弘子さんの↓のコラムを読んでもらいたいと思います。
Vol.2 『コミュニケーションの基本は信頼関係』
今から18年前、TBSで最初の女性スポーツキャスターとなった。その頃の失敗や苦労を挙げたら、枚挙に暇がない。先日、原辰徳さんとお仕事をする機会があり、その際、原さんが「あの頃は野球界も封建的で、『どうして球場に女がいるんだ?』って言う空気があったから、大変だったよね。」と振り返って下さり、有難かった。
各局見渡しても、当時、女性はほとんどいなかった。先輩がいないわけだから、手探りで仕事を覚えていくしかない。「貴女なんかに野球のこと話しても分からないでしょ」と面と向かって言われ、質問にまともに答えてもらえないこともしばしばだった。コミュニケーションが成立しない世界に足を踏み入れてしまったという恐怖心でいっぱいだった。
とにかく、毎日球場に言って練習を眺めた。どこに立っていたら、邪魔にならないのか、いつ話しかければ、答えてもらえるのかわからない。飛んできた球に当たって、足にはあざができた。そんな場所に立っていた私が悪い。バッティングのゲージに向かうベテランに話しかけ、「邪魔だ」と怒鳴られた。審判のように目立たないようにと心に決め、スカートははかない。服はベージュ、やグレーで質素に。ヒールでグラウンドを傷つけないよう、靴はスニーカーで。そんな日々の中である時、気づいた。私たちが選手を見ているようで、実は選手も私たちを観察しているということを。
開幕前、解説者が順位予想をする。下位に予想をされた監督や選手が解説者に腹を立てることがある。それは順位が低いことではなく、その解説者がキャンプ、オープン戦を見に来たかどうかだ。自分たちの練習を見もしないで、どうして戦力分析ができるのか、ということだ。シーズン中、インタビューがある時だけしか球場に来ないキャスターがいる。確かに相手が有名だからと、話をする選手もいるだろう。しかし、そんなに甘いものではない。
取材者がどんな姿勢で臨んでいるかを良く見ている。たとえ無名の新人アナであっても、放送がない日も足繁く球場に通って、じっと自分の練習を見守っている。ある日、「ちょっとグリップの位置、変えましたか?」と彼に尋ねられる。「こいつ、よく見てるな。俺のこと、よく分かってくれてるな。」と選手は思う。ここからやっと、コミュニケーションが始まる。
誰しも自分のことを分かってくれている、知ろうとしてくれる人には心を開くものだ。
その間に信頼関係がなければ、自分のことを話そうとは思わないもの だ。
だから、人と会う前に私はでき得る限り勉強をする。インターネットがなかった時代は、会社の資料室に行って、スクラップ記事を見たり、その人の書いた本を読んだり。あまり、拝見したことがない方だったら、出演されたビデオを借りる。トークショーなどでは呼吸が大切になってくるので、その人のしゃべりのテンポを掴むためだ。どれだけ勉強しても、し尽くすことはない。すれば、それなりに不安は一掃される。
昨年不惑を迎えたが、まだまだ、発展途上の私に、今年のキャンプ、落合監督へのインタビューの仕事が入った。30分1本勝負だ。落合さんといえば、3度の三冠王、昨年は監督就任初年の優勝。野球の神様と言ってもいい。そして、マスコミのインタビューに応じない理由が皆さんご存知の通り、「もっと、勉強してくれないと、答えられないよ・・・・」 この上ない難関。
直接、お話するのは初めてだった。テレビ局からは当日の沖縄入りを指示されたが、どうしてもキャンプスタートの時間にはぐラウンドにいたかったので、前日入りして備えた。監督の著書も読んだ。そんな中で沸いてきた一番の興味は選手時代の「一匹狼落合」は、実は指導者としてはとてもコミュニケーション能力が高いのではないかということだった。この切り口で押していくことに決めた。
視聴者が興味を持つ一般の会社の上司と部下の関係に置き換えて、昨年の優勝、今年の展望を語ってもらった。インタビュー終了後、「いい酒飲めよ~」と有難い一言。一安心だった。
上手く行くことばかりではない。しかし、相手に信頼してもらえるよう、日頃から地道な努力の積み重ね、その上にコミュニケーションが成り立つ。一般の方のお仕事に当てはめてみても言えることだと思う。明日会う人がどんな人なんだろう?一度会ったことがある職場の先輩に聞いてみよう。「お酒は飲まない。阪神ファン。お嬢さんは学校に入学したばかり」そんな些細な情報でも会話のきっかけには役に立つ。
名刺交換をした人の特徴やその日の会話を名刺に書いておく。それだけでも次回、会うときに役に立つ。貴重な時間を割いてもらった後は必ず、お礼の電話やメールを入れる。そういったことの積み重ねの上に相手も心開いてくれるはずだ。
私も反対に、取材を受ける立場になることがあるが、取材者に自叙伝を読んで来たと言われれば、自ずと嬉しくなり、その勉強熱心さに応えようとはりきって話す。
木場弘子さんによるコミュニケーションについてはいかがでしたか?仕事上での大切な事が沢山書かれているので、いい勉強になりましたと思います。
2012年2月1日水曜日
『ほぼ紙つぶて』~若いお母さんへ~ 木場弘子氏のコラム
東京新聞&中日新聞夕刊に毎週土曜日、木場弘子氏のコラムが掲載されています。
木場弘子氏のブログにても、コラムが掲載されていましたので引用させていただきました。
1月28日の掲載分です。
『若いお母さんへ』
「お母さんがいなかったら私はここにいない。
私を産んでくれてありがとう」大関把瑠都の優勝インタビューに
思わずグッと来た。若いお母さんなら、尚更だろう。
子育ての講演をすると、彼女たちの真剣な目、
時に涙ぐむ姿に過去の自分が重なる。
私の子育のスタートは名古屋だった。
当時、夫が中日の投手だったため、結婚と同時に仕事をやめて飛び込んだ。
しかし、知り合いはいない、仕事もない、頼りの夫は遠征でいない。
更には夫の不調で色々言われるのが嫌で周囲に対し殻を作った。
自分のことぐらい自分でできる、と。
しかし、子育てはそうはいかない。育児書通りにいくわけがない。
募る孤独感。子どもが6カ月の時、同じマンションの女性に声をかけられた。
「何か困ったことがあったら、言って下さい。私たちにも小さい子がいるんですよ」
もう限界だった私は素直に甘えた。
以来、お買い物を頼み、子どものお風呂を手伝ってもらい、
母子で夕食会を開いては相談した。先輩ママの経験から来る「大丈夫」の一言は、
どんなに分厚い育児書よりも私を勇気づけた。
自分の弱さをさらけ出せた。
「親であるということは一つの職業だ。
しかし、今だかつて子どものためにこの職業の適性検査が行われたことはない。」
バーナードショウの言葉である。子どもを産んだ瞬間、
親と呼ばれ戸惑うが、子育てのプロではない。子によって親に育っていく。
名古屋を離れて16年になるが、当時のママ友達との絆は強い。
どうか焦らず、周囲に甘えて欲しい。
(木場弘子=キャスター、千葉大学教育学部特命教授)
木場弘子氏のこのコラムは、子を持つ母に読んでもらいたいですね!
木場弘子氏のブログにても、コラムが掲載されていましたので引用させていただきました。
1月28日の掲載分です。
『若いお母さんへ』
「お母さんがいなかったら私はここにいない。
私を産んでくれてありがとう」大関把瑠都の優勝インタビューに
思わずグッと来た。若いお母さんなら、尚更だろう。
子育ての講演をすると、彼女たちの真剣な目、
時に涙ぐむ姿に過去の自分が重なる。
私の子育のスタートは名古屋だった。
当時、夫が中日の投手だったため、結婚と同時に仕事をやめて飛び込んだ。
しかし、知り合いはいない、仕事もない、頼りの夫は遠征でいない。
更には夫の不調で色々言われるのが嫌で周囲に対し殻を作った。
自分のことぐらい自分でできる、と。
しかし、子育てはそうはいかない。育児書通りにいくわけがない。
募る孤独感。子どもが6カ月の時、同じマンションの女性に声をかけられた。
「何か困ったことがあったら、言って下さい。私たちにも小さい子がいるんですよ」
もう限界だった私は素直に甘えた。
以来、お買い物を頼み、子どものお風呂を手伝ってもらい、
母子で夕食会を開いては相談した。先輩ママの経験から来る「大丈夫」の一言は、
どんなに分厚い育児書よりも私を勇気づけた。
自分の弱さをさらけ出せた。
「親であるということは一つの職業だ。
しかし、今だかつて子どものためにこの職業の適性検査が行われたことはない。」
バーナードショウの言葉である。子どもを産んだ瞬間、
親と呼ばれ戸惑うが、子育てのプロではない。子によって親に育っていく。
名古屋を離れて16年になるが、当時のママ友達との絆は強い。
どうか焦らず、周囲に甘えて欲しい。
(木場弘子=キャスター、千葉大学教育学部特命教授)
木場弘子氏のこのコラムは、子を持つ母に読んでもらいたいですね!
2012年1月17日火曜日
木場弘子氏の「話し方講座」
お久しぶりです。
更新しない間にも、年も明けてしまいました。
改めて、明けましておめでとうございます。今年もよろしくです。
木場弘子氏の最新情報は何かないかと調べていたところ、木場弘子氏のコラムを見つけました。
以前にも、ここで木場弘子氏のコラムをのせた事があるのですが、それとはまた別のコラムです。
読み出したら、とっても納得出来るよう内容かつ勉強にもなったので、皆さんにも是非読んでもらいたいなと思います!
『ちょっと話し方講座』
先日、4人の女子大生たちから新聞の取材を受けた。彼女たち共通の悩みは人前での発表だという。教育委員をやっていると、今の子どもたちは授業の中にディベートやプレゼンテーションの時間がかなり組み込まれていることに気づく。私たちの時代や彼女たちが子どもの頃にはそれほど人前で話す機会はなかったのかもしれない。
これまでの授業は教師独演、生徒観客型だったから。
人前で話す機会が巡ってきた時、大抵の人は「緊張する」「上手く話せない」「言いたいことの半分も言えない」と嘆く。そんな時、まず申し上げるのが「自分以上に見せようとするから、緊張する。格好つけようとすると、自分で自分にプレッシャーをかけてしまう。結果、普段の自分以下になってしまっては残念だ」と。
私たちプロも最初は下手だったし、極度に緊張したものです。経験の積み重ねでやっとコツを掴むのであって、たまにしか話さない人にそんなに上手く話されては困るぐらいだ。
コラムの最終回は、話し方について3つほどのポイントを紹介することにした。
1.文法は英語式に
緊張のあまり前置きや説明ばかりが長く、結局何が言いたかったのか分からないという発表をしてしまった経験はないだろうか。上がってしまうと、同じことをグルグルと堂々巡りして自分でもどう話を着地させるか分からなくなってしまうもの。そんな人に一番お薦めしたいのが、英語式の文法だ。主語の次にすぐに述語(結論)を言うようにしたらどうだろう?私は○○だ。とまず、結論を言い切る。そのあとに、なぜならばと言う理由を説明していけば、聞いているほうも○○という結論に対しての説明だと分かるので、腑に落ちやすい。
これが、最後まで行かないと結論が出ないのでは、長い説明を聞いていても、右に行ったり、左に行ったりで、何が言いたいのかわからない。下手をすると、決められた時間内に終わらず、時間切れで、結論に行く前に終わってしまうようなことも起きかねない。文章同様、短文を心がけて欲しいものです。
2.ポイント(骨)だけを箇条書きにし、文書にはしない
あれもこれも言わなきゃと考えると憂鬱になる。話をする前に自分が訴えたいことを何点かに絞って、箇条書きにすることをお薦めする。そうすることによって、頭の中も整理され、本当に伝えるべきこと意外に少ないことに気づくはずだ。ポイントは3つ以内にまとめたほうがよいでしょう。私はよく、シンポジウムの司会や会議の場で、人の意見を聞きつつ、自分の意見をまとめる時、どんどん箇条書きにしていって、その中から優先順位をつけ、話す順に番号をふって行く。もちろん、「てにをは」をつけて文章にする時間がないので、どの順番に発表すれば、相手に伝わりやすいかを最優先に発表するわけです。だから、そのメモはグチャグチャで、私にしかわかりませんが。(笑)
キッチリ作文をして用意すると、まず、読み上げ調になって、人の顔を見ながらは話せなくなってしまう。そうすると、自信がないように人からは見えてしまう。そして、「てにをは」を読み間違えると、焦ってしまって、「あっ、違った」とパニックになってそこで止まり、読み直すことになります。聞いている人は原稿を持っていないのだから、間違ったかどうかなんてわからない。知らん顔してドンドン進めればいいところを、自分が書いた「てにをは」に縛られてしまうのだ。こんなことを避けるためにも、箇条書きにして、説明は自分の言葉で、その日の気分で自由にお話することを薦めます。
3.ゆっくり話すこと。出だしこそ、大きな声で
誰でも出だしが1番緊張するものだ。しかし、出だしこそ思い切って大きな声で話し出すことを薦めます。中々、途中から声を大きくすることは難しいことなので、勇気を出して大きな声で始めてみましょう。そして、ゆっくりとお話しましょう。私も最初のうちはそうでしたが、緊張すると自分で考えている以上にとても早口になってしまうものだ。反対にかなりゆっくり話しているつもりでも、後で録画をみると丁度いいスピードだったりするのだ。それは、同じ人間ではないので、聞き手の立場になれば、聞いたことを頭の中で情報処理する時間が必要になる。だから、聞き手にそういう余裕を持ってもらうためにも、ゆっくりと話してあげることが必要だ。
更に余裕ができれば、聞いている人の反応を見ながら、話せればより素晴らしい。聞き手がちゃんと頷いているのか。それともどうも自分が言ったことが分かりにくそうにしているのか。そんな時には「ここまでよろしいでしょうか?」と一言聞いてあげると、聞き手も反応をしてくれて、コミュニケーションが生まれる。分かってもらおうとすると、自然と話に「間」ができ、メリハリも生まれるようになります。
いかがでしたか?
プレゼンテーション講義などで緊張してしまいがちな人は、木場弘子氏が挙げているポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか^^
更新しない間にも、年も明けてしまいました。
改めて、明けましておめでとうございます。今年もよろしくです。
木場弘子氏の最新情報は何かないかと調べていたところ、木場弘子氏のコラムを見つけました。
以前にも、ここで木場弘子氏のコラムをのせた事があるのですが、それとはまた別のコラムです。
読み出したら、とっても納得出来るよう内容かつ勉強にもなったので、皆さんにも是非読んでもらいたいなと思います!
『ちょっと話し方講座』
先日、4人の女子大生たちから新聞の取材を受けた。彼女たち共通の悩みは人前での発表だという。教育委員をやっていると、今の子どもたちは授業の中にディベートやプレゼンテーションの時間がかなり組み込まれていることに気づく。私たちの時代や彼女たちが子どもの頃にはそれほど人前で話す機会はなかったのかもしれない。
これまでの授業は教師独演、生徒観客型だったから。
人前で話す機会が巡ってきた時、大抵の人は「緊張する」「上手く話せない」「言いたいことの半分も言えない」と嘆く。そんな時、まず申し上げるのが「自分以上に見せようとするから、緊張する。格好つけようとすると、自分で自分にプレッシャーをかけてしまう。結果、普段の自分以下になってしまっては残念だ」と。
私たちプロも最初は下手だったし、極度に緊張したものです。経験の積み重ねでやっとコツを掴むのであって、たまにしか話さない人にそんなに上手く話されては困るぐらいだ。
コラムの最終回は、話し方について3つほどのポイントを紹介することにした。
1.文法は英語式に
緊張のあまり前置きや説明ばかりが長く、結局何が言いたかったのか分からないという発表をしてしまった経験はないだろうか。上がってしまうと、同じことをグルグルと堂々巡りして自分でもどう話を着地させるか分からなくなってしまうもの。そんな人に一番お薦めしたいのが、英語式の文法だ。主語の次にすぐに述語(結論)を言うようにしたらどうだろう?私は○○だ。とまず、結論を言い切る。そのあとに、なぜならばと言う理由を説明していけば、聞いているほうも○○という結論に対しての説明だと分かるので、腑に落ちやすい。
これが、最後まで行かないと結論が出ないのでは、長い説明を聞いていても、右に行ったり、左に行ったりで、何が言いたいのかわからない。下手をすると、決められた時間内に終わらず、時間切れで、結論に行く前に終わってしまうようなことも起きかねない。文章同様、短文を心がけて欲しいものです。
2.ポイント(骨)だけを箇条書きにし、文書にはしない
あれもこれも言わなきゃと考えると憂鬱になる。話をする前に自分が訴えたいことを何点かに絞って、箇条書きにすることをお薦めする。そうすることによって、頭の中も整理され、本当に伝えるべきこと意外に少ないことに気づくはずだ。ポイントは3つ以内にまとめたほうがよいでしょう。私はよく、シンポジウムの司会や会議の場で、人の意見を聞きつつ、自分の意見をまとめる時、どんどん箇条書きにしていって、その中から優先順位をつけ、話す順に番号をふって行く。もちろん、「てにをは」をつけて文章にする時間がないので、どの順番に発表すれば、相手に伝わりやすいかを最優先に発表するわけです。だから、そのメモはグチャグチャで、私にしかわかりませんが。(笑)
キッチリ作文をして用意すると、まず、読み上げ調になって、人の顔を見ながらは話せなくなってしまう。そうすると、自信がないように人からは見えてしまう。そして、「てにをは」を読み間違えると、焦ってしまって、「あっ、違った」とパニックになってそこで止まり、読み直すことになります。聞いている人は原稿を持っていないのだから、間違ったかどうかなんてわからない。知らん顔してドンドン進めればいいところを、自分が書いた「てにをは」に縛られてしまうのだ。こんなことを避けるためにも、箇条書きにして、説明は自分の言葉で、その日の気分で自由にお話することを薦めます。
3.ゆっくり話すこと。出だしこそ、大きな声で
誰でも出だしが1番緊張するものだ。しかし、出だしこそ思い切って大きな声で話し出すことを薦めます。中々、途中から声を大きくすることは難しいことなので、勇気を出して大きな声で始めてみましょう。そして、ゆっくりとお話しましょう。私も最初のうちはそうでしたが、緊張すると自分で考えている以上にとても早口になってしまうものだ。反対にかなりゆっくり話しているつもりでも、後で録画をみると丁度いいスピードだったりするのだ。それは、同じ人間ではないので、聞き手の立場になれば、聞いたことを頭の中で情報処理する時間が必要になる。だから、聞き手にそういう余裕を持ってもらうためにも、ゆっくりと話してあげることが必要だ。
更に余裕ができれば、聞いている人の反応を見ながら、話せればより素晴らしい。聞き手がちゃんと頷いているのか。それともどうも自分が言ったことが分かりにくそうにしているのか。そんな時には「ここまでよろしいでしょうか?」と一言聞いてあげると、聞き手も反応をしてくれて、コミュニケーションが生まれる。分かってもらおうとすると、自然と話に「間」ができ、メリハリも生まれるようになります。
いかがでしたか?
プレゼンテーション講義などで緊張してしまいがちな人は、木場弘子氏が挙げているポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか^^
2011年12月13日火曜日
木場弘子氏のようなアナウンサーになるには
木場弘子さんはアナウンサーとして活躍されていましたが、
木場弘子さんのようなアナウンサーになるためにはどうしたらいいのか?
木場弘子さんのお話ではなく、テレビ朝日の元アナウンス部長 山崎正さんによるお話なのですが、参考になるなぁと思ったので載せますね。
技術の中で一番大切なものは『腹式呼吸』です。
アナウンサーは、どういう仕事をするにしても声が大きいことが大切な要素です。ここで改めて言っておきますが、「声は出るようになリます」!もちろん努カしないといけませんが、声というのは鍛えていけぱ、必ず大きくなります。
具体的には、声を出すには「腹式呼吸」の練習が必要です。呼吸には『腹式呼吸』と『胸式呼吸』の2つがあります。腹式呼吸はいくらでも大小がコントロールできます。寝ている時の呼吸、これが腹式呼吸です。「ため息」、これも腹式呼吸です。胸式呼吸、これは特に女性に多い呼吸法ですが、音をコントロールできない。声を乗せると聞き苦しい音になってしまう。腹式が分からないという人は、家であお向けに寝て、声を出してみると腹式呼吸がわかります。ため息や口笛を吹く時も腹式呼吸になっています。
また、声には「高さ」によって、自分の出しやすい高さがあります。この『出しやすい高さ』の声を鍛えるんです。声を張りすぎると、音程が高くなリます。緊急ニュースなどの場合、わざと声を張って緊張感を出すこともあリますが、普通は、高くすると声帯に負担がかかってしまいます。自然に出る声を鍛えることがベスト。声は楽に発声することが大切です。
発声練習と共に、滑舌をよくすることも大切です。アエイウエオアオ…滑舌は地味な練習だけれど、これはやらないとできるようにはなりません。アナウンス学校だけでなく、家でも練習して下さい。家で練習できなけれぱ場所を見つけて・・・河原でも、学校の屋上でもいいんです。その場所もなけれぱ、迷惑がかからない程度の声でア・エ・イ・ウ・・・。30分~1時間は必ず練習してください。
腹式呼吸って簡単なようで意外と難しいんですよね!
慣れたらそんなこと思わないですが。腹式呼吸はよく歌手のボイストレーニングでも
言われていますよね!
私も腹式呼吸、心がけてみよう!
●木場弘子氏の最新情報●
12月20日 16:50分頃~
かんさい情報ネット ten!にコメンテーターとして出演
木場弘子さんのようなアナウンサーになるためにはどうしたらいいのか?
木場弘子さんのお話ではなく、テレビ朝日の元アナウンス部長 山崎正さんによるお話なのですが、参考になるなぁと思ったので載せますね。
技術の中で一番大切なものは『腹式呼吸』です。
アナウンサーは、どういう仕事をするにしても声が大きいことが大切な要素です。ここで改めて言っておきますが、「声は出るようになリます」!もちろん努カしないといけませんが、声というのは鍛えていけぱ、必ず大きくなります。
具体的には、声を出すには「腹式呼吸」の練習が必要です。呼吸には『腹式呼吸』と『胸式呼吸』の2つがあります。腹式呼吸はいくらでも大小がコントロールできます。寝ている時の呼吸、これが腹式呼吸です。「ため息」、これも腹式呼吸です。胸式呼吸、これは特に女性に多い呼吸法ですが、音をコントロールできない。声を乗せると聞き苦しい音になってしまう。腹式が分からないという人は、家であお向けに寝て、声を出してみると腹式呼吸がわかります。ため息や口笛を吹く時も腹式呼吸になっています。
また、声には「高さ」によって、自分の出しやすい高さがあります。この『出しやすい高さ』の声を鍛えるんです。声を張りすぎると、音程が高くなリます。緊急ニュースなどの場合、わざと声を張って緊張感を出すこともあリますが、普通は、高くすると声帯に負担がかかってしまいます。自然に出る声を鍛えることがベスト。声は楽に発声することが大切です。
発声練習と共に、滑舌をよくすることも大切です。アエイウエオアオ…滑舌は地味な練習だけれど、これはやらないとできるようにはなりません。アナウンス学校だけでなく、家でも練習して下さい。家で練習できなけれぱ場所を見つけて・・・河原でも、学校の屋上でもいいんです。その場所もなけれぱ、迷惑がかからない程度の声でア・エ・イ・ウ・・・。30分~1時間は必ず練習してください。
腹式呼吸って簡単なようで意外と難しいんですよね!
慣れたらそんなこと思わないですが。腹式呼吸はよく歌手のボイストレーニングでも
言われていますよね!
私も腹式呼吸、心がけてみよう!
●木場弘子氏の最新情報●
12月20日 16:50分頃~
かんさい情報ネット ten!にコメンテーターとして出演
2011年11月10日木曜日
何年もの前から講演を続けている木場弘子氏
木場弘子さんについて調べていると
講演会の記事が沢山出てくるのですが、木場弘子さんって何年もの前から
ず~っと色んな講演を続けてきていますよね。
今日見つけた講演会は4年前の記事です。
基調講演 「私たちの視点、私たちの言葉で考えよう!エネルギー」 講師の木場弘子氏
フォーラム・エネルギーを考えると共催で、2日間にわたり東京で開催しました。
26日は木場弘子氏の講演「私たちの視点、私たちの言葉で考えよう!エネルギー」とテーブルトーク、あすかとネットワークを組む全国各地の8団体からも参加していただき、あわせて参加者は91名と盛会でした。環境やエネルギーに関して色んな取り組みを行っている木場弘子さんですが、2日前くらいにten!に出演されていましたね。
講演会の記事が沢山出てくるのですが、木場弘子さんって何年もの前から
ず~っと色んな講演を続けてきていますよね。
今日見つけた講演会は4年前の記事です。
基調講演 「私たちの視点、私たちの言葉で考えよう!エネルギー」 講師の木場弘子氏
フォーラム・エネルギーを考えると共催で、2日間にわたり東京で開催しました。
26日は木場弘子氏の講演「私たちの視点、私たちの言葉で考えよう!エネルギー」とテーブルトーク、あすかとネットワークを組む全国各地の8団体からも参加していただき、あわせて参加者は91名と盛会でした。環境やエネルギーに関して色んな取り組みを行っている木場弘子さんですが、2日前くらいにten!に出演されていましたね。
2011年10月24日月曜日
木場弘子氏、クルマ社会とCO2の関連性について語る
木場弘子氏とトヨタ自動車 技監、ITS Japan常任理事 渡邉浩之氏
『駆動エネルギーをいかに効率よく得るか』
持続可能なクルマ社会の実現に向けて、ダイムラー社からのプレゼンテーションの後は、社外から招いた講演者が登壇した。1人目の渡邉浩之氏は、トヨタ自動車でハイブリッドの開発に携わった技監であり、ITS Japanの常任理事でもある。渡邉氏は移動の自由など、クルマが実現してきたことが多数ある一方で、「環境やエネルギー面においては様々な課題を抱えている」と指摘した。
その課題とは、大気汚染、二酸化炭素(CO2)排出量の増加、化石燃料の枯渇化の3点だ。
これらの課題克服に対して、渡邉氏は「石油や天然ガスといった1次エネルギーを、いかにして効率よく駆動エネルギーに変えていくか」という視点から、「エンジンやトランスミッションの進化、車両重量の軽量化、ハイブリッド技術の向上」などが必要だと説いた。
また、燃料製造工程における脱カーボンも重要な課題である。昨今は植物由来のバイオ燃料に注目が集まっているが、森林消失や生態系への影響も危惧されているだけに、ここでもやはり高効率な駆動エネルギー確保という考え方が必要になる。
「Well to Wheel」――すなわち、エネルギー源の“井戸”から、駆動部分である“タイヤ”までを見据えた研究開発が求められているのである。渡邉氏は、持続可能なクルマ社会を実現するためには「モビリティのあるべき姿を考え、技術開発のロードマップを描くことが重要」だと語った。
続いて登壇したのは、キャスターであり、千葉大学特命教授でもある木場弘子氏。木場氏は、今年7月に洞爺湖サミットのクールアースアンバサダーに就任している。講演では、その活動の一環である「1人1日1kgのCO2削減運動」をはじめ、身近な視点からクルマ社会とCO2の関連性について語った。
『駆動エネルギーをいかに効率よく得るか』
持続可能なクルマ社会の実現に向けて、ダイムラー社からのプレゼンテーションの後は、社外から招いた講演者が登壇した。1人目の渡邉浩之氏は、トヨタ自動車でハイブリッドの開発に携わった技監であり、ITS Japanの常任理事でもある。渡邉氏は移動の自由など、クルマが実現してきたことが多数ある一方で、「環境やエネルギー面においては様々な課題を抱えている」と指摘した。
その課題とは、大気汚染、二酸化炭素(CO2)排出量の増加、化石燃料の枯渇化の3点だ。
これらの課題克服に対して、渡邉氏は「石油や天然ガスといった1次エネルギーを、いかにして効率よく駆動エネルギーに変えていくか」という視点から、「エンジンやトランスミッションの進化、車両重量の軽量化、ハイブリッド技術の向上」などが必要だと説いた。
また、燃料製造工程における脱カーボンも重要な課題である。昨今は植物由来のバイオ燃料に注目が集まっているが、森林消失や生態系への影響も危惧されているだけに、ここでもやはり高効率な駆動エネルギー確保という考え方が必要になる。
「Well to Wheel」――すなわち、エネルギー源の“井戸”から、駆動部分である“タイヤ”までを見据えた研究開発が求められているのである。渡邉氏は、持続可能なクルマ社会を実現するためには「モビリティのあるべき姿を考え、技術開発のロードマップを描くことが重要」だと語った。
続いて登壇したのは、キャスターであり、千葉大学特命教授でもある木場弘子氏。木場氏は、今年7月に洞爺湖サミットのクールアースアンバサダーに就任している。講演では、その活動の一環である「1人1日1kgのCO2削減運動」をはじめ、身近な視点からクルマ社会とCO2の関連性について語った。
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